稚魚の育成方法について

ラミレジィの稚魚育成について紹介します。
繁殖は同じシクリッドのエンゼルなどに比べ、やや難易度が高くなります。

ラミレジィの稚魚は同じくらいのサイズであるアピストグラマ類と比べても、その
サイズは一回り小さく、稚魚の初期飼料として用いられるブラインシュリンプでは、
大き過ぎてしまい、食べられないケースも少なくありません。

その為、稚魚が泳ぎだして2~5日ほどの期間はもっと細かい飼料を用意する
必要があり、この部分がラミレジィの繁殖をやや難しいものとしている原因です。
アピストやエンゼルが繁殖できてもラミレジィが殖えないと言うケースはこの
初期飼料をうまくコントロールできていない場合が大半と言えるでしょう。

この初期飼料は理想的に言えば、インフゾリアと呼ばれる目に見えないような
微生物の仲間、具体的にはゾウリムシなどや、ワムシのような活きた餌です。
しかしながら、これらの初期飼料はブラインシュリンプと比べて、用意する事も
維持する事も難しく、一般的ではありません。

そのようなケースに昔から利用されているのが、鶏卵を溶いて与える方法です。
この方法は、まず鶏卵を充分に固ゆでしたものを用意する事から始めます。

この固ゆでした黄身の部分を水に解くと非常に細かい粒子になる為、細かくなった
黄身の部分をスポイトで水と共に吸って極少量を与える方法です。
この行為を数日間、出来れば3~4日は続けると、稚魚が一回り大きく成長する為、
様子を見ながらブラインシュリンプへ切り替えるのが理想的です。

近年では冷凍飼料の発達により、冷凍のワムシも発売されるようになりました。
鶏卵を利用する以外の方法として、これらの製品を利用するのも良いでしょう。

ブラインシュリンプを食べるようになると成長は早く、与える量や回数にもよりますが、
1ヶ月ほどでだいぶ体高も出て小さなラミレジィらしい姿まで成長します。

その後、高い水温と広い水槽で充分な餌を与えて育てると、3~4カ月ほどで
早ければ繁殖可能な成魚にまで成長させる事が可能です。
成長を早めなくとも5~6カ月ほどで親魚まで成長すると考えて良いでしょう。

繁殖と言う行為は命を扱う責任を持って行わなくてはならない行為です。
無計画な繁殖を行い、川に捨てるような行為は絶対に止めて下さい。

ただ楽しそうだから、と言う気持ちなら生き物を殖やす資格はありません。
このサイトを読まれた方々が繁殖と言う行為を行うに辺り、責任を持って
飼う事が出来る事を良く計画してから、取り組まれる事を何よりも強く願い、
この繁殖についての記載を終わりにしたいと思います。

  カテゴリ:繁殖について::稚魚の育成方法

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