ラミレジィの与える餌(飼料)の種類についてご紹介します。同じドワーフシクリッドの中でもアピストグラマ類と比べ、ラミレジィはカロリーの消費が激しいのか、充分な栄養を与えないと痩せてしまう事があります。
その為、嗜好性と共に栄養価高い飼料を与える事が大切です。特に繁殖を目指す場合、餌の栄養価によって産卵の有無が大きく左右される可能性が高く、繁殖の成功には魚が求める栄養を存分に与える必要があると言えます。
一口に餌(飼料)と言っても人工飼料、フリーズドライ飼料、冷凍飼料、活餌と色々です。各々のタイプでいくつかの種類を例に挙げて紹介します。
ラミレジィに適した人工飼料の例
ラミレジィ向きの人工飼料としては、まず沈下性である事と共に栄養面では、高蛋白である程度の脂質も含むカロリーの高い人工飼料である事が挙げられます。上記で挙げた飼料以外でもそう言った基準で選んで頂ければ、様々なメーカーから色々と使いやすい飼料も沢山、発売されているので色々と試してみるのもお勧めです。
ラミレジィに適したフリーズドライ飼料の例
フリーズドライ飼料は生餌をそのまま凍結乾燥させた製品です。多くの魚で嗜好性が高いものが多く、ラミレジィの飼育にも良い餌になります。イトミミズに関しては栄養分に偏りがあり、非常に高カロリーで良い餌ですが、単体での使用はあまりお勧めする事はできません。栄養のバランスに優れた人工飼料と併用するのが理想的と言えます。
ラミレジィに適した冷凍飼料の例
冷凍飼料は生餌に最も近い嗜好性が強く、保存性の高い飼料です。主に赤虫やミジンコ、ブラインシュリンプなどの冷凍飼料が販売されています。生餌や冷凍飼料は特に産卵に向けて飼育するのには非常に適した餌の為、繁殖を目指した飼育の場合はぜひ与えたい餌の種類と言えます。
どのような餌でも単品のみと言うのは栄養の偏りなどの心配があります。同じ餌ばかりでは魚が飽きてしまい、食欲不振になる事もある為、少なくとも2~3種類は用意しておくのが理想的と言えます。
飼育マニュアル コンテンツ一覧
1.ラミレジィを飼育する水槽の環境について考える
2.ラミレジィの飼育に適したフィルターの種類
3.ラミレジィの飼育に適した餌(飼料)とは
4.ラミレジィの飼育に適した水温・水質などの環境
5.ラミレジィの混泳 – 色々な熱帯魚を一緒に飼育する
魅惑のラミレジィ コンテンツ一覧
■ラミレジィ 種類図鑑 – 多彩な色彩を持つ改良品種の種類と特徴を解説
■ラミレジィ 飼育マニュアル – 必要な水槽の大きさや適した飼料(餌)、水温・水質やフィルターの適正など
■ラミレジィ 混泳マニュアル – ラミレジィ同士の混泳~種類別の相性の良い熱帯魚の紹介
■ラミレジィの繁殖方法 – 繁殖形態~必要な水槽設備、稚魚の育成方法など
■ラミレジィの病気と治療 – 症状と必要な治療に使う魚病薬の種類など
■ラミレジィ Q&A – よくある質問とアドバイス集
■ラミレジィ 水槽紹介 – アクアリストの水槽をご紹介