5.ラミレジィの混泳 – 色々な熱帯魚を一緒に飼育する

ラミレジィと他の熱帯魚を混泳させるケースを書く前に、ラミレジィ同士の混泳を紹介します。ラミレジィ同士は色の異なる改良品種やワイルドの個体など、多くの種類がありますが、基本は同じ種類であり、混泳は可能です。

多くのシクリッドに共通する習性ですが、これはラミレジィも同様、成熟すると水槽の中に縄張り(テリトリー)を作り、主にオスは特に同種や近縁の魚を追い払う習性があります。

これは強いオスが繁殖を行う為の生存競争であり避ける事はできませんが、その争う姿は小さくも勇ましく、鰭を全開まで広げて威嚇するフィンスプレッティングを見るのはこのラミレジィ飼育における醍醐味の一つと言っても良いでしょう。

それほど気性の荒い熱帯魚ではありませんが、それでも狭い水槽で隠れる所が無いようなケースでは相手を突き殺してしまうようなケースもあるので注意が必要です。

飼育するラミレジィの数はあくまで目安ですが、30cm程度の水槽なら1ペア以内、45cm水槽で2ペア、60cmなら3~4ペア位の数が飼育できる目安となります。個体の気性や環境によっても違うので一つの目安として考えて下さい。

今度はグループの魚種別に長くなりますので、次のページでラミレジィとの相性を掲載していきます。

参照ページ:グループ別 混泳の基礎情報

シクリッドの仲間との混泳について
カラシンの仲間との混泳について
コイの仲間との混泳について
メダカの仲間との混泳について
ナマズの仲間との混泳について
その他の仲間と混泳について

飼育マニュアル コンテンツ一覧

1.ラミレジィを飼育する水槽の環境について考える
2.ラミレジィの飼育に適したフィルターの種類
3.ラミレジィの飼育に適した餌(飼料)とは
4.ラミレジィの飼育に適した水温・水質などの環境
5.ラミレジィの混泳 – 色々な熱帯魚を一緒に飼育する

魅惑のラミレジィ コンテンツ一覧

■ラミレジィ 種類図鑑 – 多彩な色彩を持つ改良品種の種類と特徴を解説
■ラミレジィ 飼育マニュアル – 必要な水槽の大きさや適した飼料(餌)、水温・水質やフィルターの適正など
■ラミレジィ 混泳マニュアル – ラミレジィ同士の混泳~種類別の相性の良い熱帯魚の紹介
■ラミレジィの繁殖方法 – 繁殖形態~必要な水槽設備、稚魚の育成方法など
■ラミレジィの病気と治療 – 症状と必要な治療に使う魚病薬の種類など
■ラミレジィ Q&A – よくある質問とアドバイス集
■ラミレジィ 水槽紹介 – アクアリストの水槽をご紹介

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